主神我が救世主イイススハリストスの迎接祭

エウレイ316;7:7-17

7 ()(せう)なる(もの)(おほい)なる(もの)より(しゅく)(ふく)せらるるは(いつ)(ろん)なきなり。
8 (かつ)(これ)には、(じふ)(ぶん)(いつ)()(もの)()すべき(ひと)なり、(かれ)には、(おのれ)(こと)(かれ)()くと、(しょう)せらるる(もの)なり。
9 (また)()()ふべし、(じふ)(ぶん)(いつ)()(ところ)のレワィイは、(みづか)らアウラアムに()りて、(じふ)(ぶん)(いつ)(きょう)せり、
10 (けだし)メルヒセデクがアウラアムに()ひし(とき)(かれ)(なほ)(その)()()()りたり。
11 (これ)(もっ)て、(たみ)はレワィイ()(さい)(しょく)(もと)(りっ)(ぱふ)()けたるが(ゆゑ)に、()()()(さい)(しょく)()りて(くわん)(ぜん)()ることを()べくば、(なん)(また)メルヒセデクの(はん)(したが)ひて()()(さい)(おこ)り、アアロンの(はん)(したが)ひて(とな)へられざる(もの)(もち)ゐん。
12 (けだし)()(さい)(しょく)(かは)(とき)(りっ)(ぱふ)(また)(かは)らざるを()ず。
13 (これ)()(ことば)()(ところ)(もの)は、()()()(ぞく)すればなり、(すなはち)(その)(うち)一人(いちにん)(さい)(だん)(ほう)()せざりし()()なり。
14 (けだし)(われ)()(しゅ)がイウダより()でしことは(あきらか)なり、モイセイは()()()(おい)()(さい)(しょく)(こと)(いつ)()はざりき。
15 (その)(さら)(あきらか)なるは、(けだし)メルヒセデクに()たる()()(さい)(おこ)るなり、
16 (すなはち)(にく)(たい)(いましめ)(りっ)(ぱふ)(したが)ふに(あら)ずして、()(きゅう)生命(せいめい)(ちから)(したが)へる(もの)なり。
17 (けだし)(しょう)するあり、(いは)く、(なんぢ)メルヒセデクの(はん)(したが)ひて()(さい)()り、()()(いた)らんと。

口語

7:7言うまでもなく、小なる者が大なる者から祝福を受けるのである。

7:8その上、一方では死ぬべき人間が、十分の一を受けているが、他方では「彼は生きている者」とあかしされた人が、それを受けている。

7:9そこで、十分の一を受けるべきレビでさえも、アブラハムを通じて十分の一を納めた、と言える。

7:10なぜなら、メルキゼデクがアブラハムを迎えた時には、レビはまだこの父祖の腰の中にいたからである。

7:11もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。

7:12祭司制に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずである。

7:13さて、これらのことは、いまだかつて祭壇に奉仕したことのない、他の部族に関して言われているのである。

7:14というのは、わたしたちの主がユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、モーセは、この部族について、祭司に関することでは、ひとことも言っていない。

7:15そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。

7:16彼は、肉につける戒めの律法によらないで、朽ちることのないいのちの力によって立てられたのである。

7:17それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。