大斎第5主日
エウレイ321半端;9:11-14
9 11 然れどもハリストスの、将来の福の司祭長は来りて、更に大に、更に全備なる幕、手の造る所に非ず、即其造式に非る者に縁りて、
12 牡山羊と牡犢との血を以てするに非ず、乃己の血を以て、一次聖所に入りて、永遠の贖を獲たり。
13 蓋牡山羊と牡犢との血、及び牝犢の灰は、穢れたる者に灑がれて、之を聖せいにし、肉体の潔浄を致さば、
14 況や聖神゜に由りて、瑕なくして、己を神に献げしハリストスの血は、我等の良心を死の行より潔めて、活ける真の神に奉事せしむるをや。
口語
9:11しかしキリストがすでに現れた祝福の大祭司としてこられたとき、手で造られず、この世界に属さない、さらに大きく、完全な幕屋をとおり、
9:12かつ、やぎと子牛との血によらず、ご自身の血によって、一度だけ聖所にはいられ、それによって永遠のあがないを全うされたのである。
9:13もし、やぎや雄牛の血や雌牛の灰が、汚れた人たちの上にまきかけられて、肉体をきよめ聖別するとすれば、
9:14永遠の聖霊によって、ご自身を傷なき者として神にささげられたキリストの血は、なおさら、わたしたちの良心をきよめて死んだわざを取り除き、生ける神に仕える者としないであろうか。